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Super AGURI 終焉・・・

鈴木亜久里のF-1チーム「Super AGURI」がついにエントリーリストから姿を消す事となった。大資本前提、自動車メーカー全盛の時代に純国産のプライベートチームが数々の奇跡を起こしながら、何とか踏ん張ってきたんだが・・・・
昨年の「SS United Group Company Limited」の契約不履行以来、慢性的の資金難に陥り、ホンダからの援助によってしのんできたのだが、その資金難は今シーズンに入っても、改善されずに、ついに今日の発表となってしまいました。

会見で鈴木亜久里は「苦渋の決断だった」と語った。
そして「悔いは無い」とも語ったのだが、そんな事は無いはずだ、シーズン半ばでしかも3年も持たなかったことに悔いが無いはずが無い!!
もっと続けたかっただろうし、まだまだ侍魂は失われてはいない筈だ(-_-;)

時折見せた「佐藤琢磨」の限界を超えた攻めの走りをしばらくは見れないのがファンとしては寂しい限りだ・・・・・しかしいつまでもバックマーカーになってる琢磨を見るのもツライ現実!
今のままではどのチームも拾ってはくれないだろうな~

「Super AGURI」「佐藤琢磨」共に今後の展開に注目が集まる!
ファンとして何も出来ないのが歯がゆい・・・・

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鈴木亜久里 チーム代表

「F1チームオーナーになるという私の昔からの夢を実現すべく、2005年11月にF1にエントリー申請をし、2006年よりスーパーアグリF1チームとして、2年と4カ月にわたりF1の世界で戦ってきたが、本日その活動に終止符をうつことになった」

「多くの自動車メーカーが参戦しているこの世界でプライベーターとして戦いを挑み、昨年はチーム参戦から、わずか22戦目にして初ポイントを獲得しランキング9位となる快挙を達成することができた。しかし、昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSS United Group Company Limitedの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた。また、カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境変化もあり、チームは新たなパートナー探しを精力的に続けてきたが、その活動は難航した」

「その間、ホンダから支援を受けながら、なんとか今日まで持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く環境の中で、今後も安定的に活動を継続していく目処が立たず、本日、F1から撤退するという苦渋の決断を下すこととなった」


「ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポンサーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッフ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい」

(SUPER AGURI F1 TEAM プレスリリースより)
by t-factory-style | 2008-05-06 23:35 | F-1
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